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【AdWords】GDNに「子供の有無」によるターゲット設定が可能に


Google AdWordsのディスプレイネットワーク(GDN)にて「子供の有無」のターゲット設定ができるようになりました。2014年6月頃から一部のアカウントで確認できていた機能ですが、弊社で確認しているアカウントではすべて適用されていました。

子供の有無

どこで確認できるのか?

ディスプレイネットワークを設定しているキャンペーンを選択後、「ディスプレイネットワーク」のタブをクリックします。
すると「ディスプレイネットワークのキーワード」「プレースメント」などに並んで、「子供の有無」のタグが入っているのが確認できます。
ここで「不明」「親」「子供なし」の中から除外や単価調整を行うことができます。



どうやって子供の有無を判断しているのか?

GDNでは2009年から「親としての関心」のインタレストベースでの広告配信を行っていました。
これと同じように、閲覧サイトなどGoogle側で取得できる情報をもとに「親」と「子供がいない」の判断を独自のアルゴリズムで行っているものと思われます。
したがって、ベビーグッズをプレゼントしようと思ってネットサーフィンを繰り返している「子供がいないユーザー」も「親」と判断されることがあるかもしれません。



まとめ

直近のデータを見る限りではまだ配信された広告のほとんどが「不明」と判断されていました。現時点ではまだ「親」のみを対象として配信しても、配信量が増えない可能性が高いと思われます。
今後このターゲティング精度が高まれば、他のターゲティングと掛け合わせることで効果を高めることができるサービスが多くあるでしょう。